地上権(ちじょうけん)

建物や工作物を所有する目的で、他人の土地を使用する権利のこと(民法第265条)。貸借権と地上権は非常によく似ているが、次のような違いがある。 「地上権」は土地所有者の承諾者がなくても、他人に譲渡することができる。貸借権は[…..]

抵当権(ていとうけん)

債務の担保として債務者または第三者(物上保証人等)の不動産などに設定して、優先的に弁済を受けることができる権利。(民法第369条)。 第三者に対抗するためには、登記が必要である。抵当権の目的とすることができる物(設定する[…..]

抵当権の実行(ていとうけんのじっこう)

債権が弁済されない場合(返済不能など)、債権者(金融機関など)は抵当権の優先順位に基づいて担保である不動産などを競売し、その代金を債権の弁済として当てることができる。これを「抵当権の実行」という。抵当権が実行されても売却[…..]

抵当権抹消(ていとうけんまっしょう)

抵当権抹消とは、登記簿謄本(権利部 乙区)に記載されている抵当権を消すこと。住宅ローンなどの返済が完了したら、銀行など金融機関から抵当権の解除手続き(抵当権の抹消登記)に必要な書類一式が送られてくる。抵当権の抹消手続きは[…..]