プロが行う任意売却(任売)には競売では得られないメリットがたくさんあります。
ここでは、任意売却と競売の違いについて解説します。

「任意売却」とは?  「競売」とは?

はじめに、任意売却と競売の違いについて簡単に解説しましょう。

「任意売却」は「にんいばいきゃく」と読み、略して「任売(にんばい)」とも呼ばれます。一言で言えば、住宅ローン等が払えなくなっている住宅を、お金を貸してくれた金融機関との話し合いによって売却する手続きのこと。住宅を売却しても住宅ローンが払えない時に「競売」を避けるための選択肢です。
任意売却とは

一方、「競売」とは、住宅ローンが滞った時に、金融機関が裁判所に競売を申し立て、強制的に売却する手続きのことです。
競売とは

競売では、市場価格よりもかなりの低額で売却されてしまうことがほとんどです。
対して任意売却では、市場価格に近い価格で売却できます。また、スピードの面においても、競売は裁判所を通すため時間がかかってしまいますが、任意売却は自由取引のため迅速な解決ができます。

次に、「任意売却(任売)」と「競売」の具体的な違いを詳しく見ていきましょう。

任意売却はプライバシーが守られる

競売では、裁判所の執行官や不動産鑑定士、さらには不動産業者が自宅に訪れたりして、大きなストレスになります。
また、物件がインターネットに掲載されると、プライバシーも無くなります。自宅が競売にかかっているという噂が立ったり、ご近所付き合いだけでなく、会社や学校など家族の日常生活にも支障をきたします。

しかし、任意売却の場合は、プライバシーが守られます。
一般の不動産売買と同じ方法で取引するため、プライバシーも守られます。 「任意売却まるっと解決なび」の任売では、売却も私どもが請け負います。所有者である相談者様は精神的なダメージを受けることなく、穏やかに過ごせるでしょう。

任意売却は競売よりも高値で売れやすい

競売になってしまうと、売却価格を自由に決めることはできません。競売にあたり裁判所が決める売却基準価額は、市場価格の4~5割とも言われ、それよりさらに2割低い額から入札できます。

結果的に市場価格よりもかなりの低額で売却されてしまうため、住宅ローンを払い切ることは難しく、売却後の借金(残債)が大きくなるリスクがあります。

一方、任意売却では、物件本来の市場価値と近い価格で売却するように努めます。そのため、任意売却後の借金(残債)は、競売の場合よりも小さくなります。さらに、債権者と話し合って、分割払いに応じてもらうことも交渉可能です。
売却後も無理せず返済できるように任意売却のプロがアドバイスするので、相談者様は安心して不安のない生活を再スタートできるでしょう。

任意売却では連帯保証人の負担が軽減する

競売では、売却後の残債務について一括返済を迫られるため、一度に返済できず自己破産する例も多くあります。
ところが、自己破産しても連帯保証人に返済義務が移転するだけなので、連帯保証人の給与などが差し押さえられることもあります。

任意売却では、競売よりも残債務が少なくなるように売却するため、連帯保証人の負担が軽減します。

任意売却では引き渡し時期の希望を尊重

競売では、落札者からの立退請求があります。所有権が移転したにもかかわらず無理に住み続けようとすれば、強制的にドアをこじ開けられ、退出させられます。いわゆる強制執行です。

一方、「任意売却まるっと解決なび」が行う任意売却では、通常の不動産売買と同じ流れです。引き渡し時期自体は競売よりも早まりはしますが、日程についてはなるべく相談者様のご希望に沿うように買い主の方と相談します。

任意売却では引越費用・生活資金が捻出しやすい

競売による落札代金は全て担保権や配当要求先への弁済に充てられるので、立退料は期待できません。生活資金はおろか引越費用も期待できません。しかし、任意売却では残債を大きく減らせるだけでなく、プロの交渉によって引越費用や生活資金を残すことが可能です。

任意売却では売却代金から諸費用を捻出

強制執行である競売では、一切交渉の余地はなく、諸費用の捻出はできません。さらなる遅延損害金や競売申立費用も加算されます。

しかし、任意売却では事前に持ち出しで現金を準備する必要はありません。売却のための費用も売買代金から捻出するため、相談者様の費用負担は一切ありません。
(注:売買契約書に貼る印紙代、印鑑証明書などの取得費は必要です。)

任意売却では住み続けられるケースもある

子どもの学校や親の職場などの関係上、今の住まい環境を変えたくない場合もあるでしょう。
突然、住居が有無を言わさず売却されてしまう競売では、自宅に住み続けることはほぼ不可能。落札者のほとんどが転売目的で購入するためです。

一方、任意売却では住み続けることが可能な場合があります。
親戚などの身内や知人に自宅を買い取ってもらう(親族間売買)」か「不動産投資を行っている人に自宅を購入してもらう」方法、いわゆるリースバックという方法です。
リースバックとは

もちろん、リースバックには、協力者や売主・買い主間の細かい調整が必要なので、100%可能ということではありません。
しかし、相談者様が住み慣れた自宅に住み続けることを希望される場合、検討する価値は十分にあるでしょう。

いかがでしたか?
ここまで述べたことも含め、競売と任意売却の違いについて、以下の表に分かりやすく整理しました。参考にしてみてください。

競売の場合 比較ポイント 任意売却の場合
公表されて周囲に知られる プライバシー 周囲に知られずに売却
意思は尊重されない 所有者の意思 意思が尊重される
市場価格を大きく下回る 売却価格 市場価格に近い
大きな額が残りがち 残債務 少なくなる
一括返済を求められる 残債務の返済方法 無理のない分割も交渉可能
あり。競売費用も残債務に加算 諸費用 なし。売却代金より捻出
支払われない 引越費用 得られる場合が多い
自由に選べない 引越しの時期 購入者・債権者と交渉
住み続けるのは不可能 自宅に住み続ける 可能な場合がある

競売よりもメリットの大きい任意売却

上記の「任意売却と競売の違い・比較表」からも分かるように、任意売却には、競売よりも大きなメリットが数多くあります。
競売の通知(担保不動産競売開始決定)が届いていても、自暴自棄にならずに「任意売却まるっと解決なび」へご相談ください。競売から任意売却に変更し、売却後の人生を希望あるものにしましょう。
任意売却のメリット・デメリット

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