配当要求(はいとうようきゅう)

配当要求とは、債権者が配当などを受けるべき債権者の地位を取得するために、すでに開始されている他の債権者が申し立てた競売手続に参加し、自己の債権の満足を受けようとする手続のこと。 しかし、誰でもこの手続に参加できるわけでは[…..]

売却決定期日(ばいきゃくけっていきじつ)

執行裁判所が最高買受申出人(買受申出人)に対し、不動産の売却を許可するか否かを審査し、その結果について決定を下すという審査を行う期日のこと。 通常、裁判所書記官は、売却決定期日を開札期日から1週間以内の日に指定する。

売却実施処分(ばいきゃくじっししょぶん)

3点セット(物件明細書、評価書、現況調査報告書)が提出されて準備が整うと、裁判所書記官は価格競争売却の方法を決定し、期間入札の方法がとられる場合には、入札期間、開札期日、および売却決定期日を定め、執行官に売却実施命令を発[…..]

破産(はさん)

債務者が経済的に破綻して、弁済期にある債務の総債権者に対して債務を一般的・継続的に弁済することができない状態にあることをいう。またそうした状態にあるとき、裁判所が債務者の財産を包括的に管理・換価して、総債権者に公平に配分[…..]

破産管財人(はさんかんざいにん)

破産手続において破産者の財産の管理・処分を行う機関のこと。管財人に選任されるのは、ほぼ例外なく弁護士で、その選任は裁判所が行う。破産管財人が選任されると、破産者の財産を管理・処分する権限はすべて管財人に移る。管財人は破産[…..]

評価書(ひょうかしょ)

執行裁判所の選任した評価人(原則として、不動産鑑定士)が、その物件の価格評価と算出過程などについて記載した書類のこと。 評価書には、不動産の評価額、周囲の環境の概要などが記載され、不動産の図面などが添付されている。算出さ[…..]

物件明細書(ぶっけんめいさいしょ)

買受人が引き受けることになる権利関係など競売物件に関する一定の情報を記載して備え置くこととされているもの(民事執行法62条、民事執行規則31条により)。
 物件明細書には、その不動産を買い受けたときに、買受人がそのまま引[…..]