錯誤(さくご)

一般的には、人の主観的な認識と客観的な事実との間に齟齬を生じている状態のことをいう。 民法においては、伝統的理解によると内心的効果意思と表示行為から推測される意思(表示上の効果意思)との不一致をいう。

差押・差し押さえ(さしおさえ)

国や自治体、裁判所などの公的機関によって、債務者が財産を処分することを禁止する手続き。 (1) 特定の物、または権利についての処分を禁止する国家権力の行為。 (2) 民事訴訟法上、金銭債権の執行時に執行機関が債務者の財産[…..]

サービサー

債権回収会社のこと。不良債権の迅速な処理と再生を目的とし、平成11年に「債権管理回収業に関する特別処置法(サービサー法)」が施行された。これに基づき、法務大臣から許可を受けて設立された債権管理回収専門の株式会社のこと。

サブプライムローン(さぶぷらいむろーん)

返済能力が低い借り手を対象にした米国の高金利住宅ローン。当初の2~3年間は低い金利を適用。その後は金利や返済負担が2倍ほどに跳ね上がる。融資残高は約1兆3千億ドルで全米の支払い延滞率は約14%。住宅金融会社は貸し倒れによ[…..]

質権(しちけん)

質権は担保物権の一類型であり、民法に規定のある典型担保物権である(第342条)。債権の担保として債務者または第三者から受け取った物(質物:不動産でも動産でもよい)を占有し、その物については他の債権者を差し置いて優先的に弁[…..]

事件番号(じけんばんごう)

裁判所への問い合わせは、全て事件番号で行われる。事件番号とは、競売の申立をされた物件ごとに裁判所がつける番号のこと。たとえば、平成22年(ケ)第50号という番号は、平成22年に、(ケ)という分類で、50番目の競売申立をし[…..]