年中無休の仕事で心身が疲弊し、退職。計画的に運用していたつもりでも5年後に破綻。

(競売のお客様/京都府京都市 60代 男性 N様)

40年以上前に私鉄系の子会社に入社。営業、経理、総務など経て、各部署兼務の管理職となり、業務上年中無休で仕事に精を出していました。年休どころか、公休振替もままならない状況の中、手当のつかない早出や残業が重なり、心身ともに疲弊しました。
このままでは大変だ、いつか取り返しのつかないことになると、退職を決意。定年より早く56歳を目の前に退職しました。

退職金の半分で住宅ローンの残りを一部繰上返済し、もう半分を生活費に充てていました。ところが、再就職が中々見つかりません。5年近くも経過するうちに、生活が段々苦しくなってきました。一部繰上返済により、負担は軽くなっていたはずだったのですが、それでも私の設計が甘かったのか…精神的におかしくなる前に退職したつもりでも手遅れだったのか…気がつけば、住宅ローンが滞ってしまいました。

「最終督促」「全額繰上償還請求予告」…郵便受に届く書類も最初は開封していましたが、段々読む気もしなくなってきました。
そこで出会ったのが、任意売却まるっと解決なびの担当者さんです。人と会うのも億劫になっていた私は、最初は怪訝にしていましたが、押し付けがましくなく、親身に私の話を聴いてくださるので、気持ちもほぐれていきました。

部屋に案内すると、山のような書類を前に「ひとつひとつ、片付けていきましょう。開封していいですか?」と言われました。全て請求書や、手続の書類なので「どうぞ。私はもう見る気もしないんです」と答えました。担当者さんは1通1通ていねいに開封しながら、説明を加え、「大丈夫ですよ。できることから片付けていきましょう」と根気よく通ってくださいました。無事、任意売却ができ、競売の取り下げもかない、新居の手配などこまやかに助けてくださいました。
もともと経理畑でもあったのに、残債務の整理や資産の見直しなどすっかり手つかずでしたが、担当者さんのお陰で人生を建て直そうという気持ちが再び湧いてきました。
ややこしい物事を「断捨離」し、心機一転自分らしい日々をようやく取り戻せた気持ちです。再スタートの良い機会を与えてもらえたことに感謝しています。