再就職した会社で、再び退職勧告。失意の底から心機一転、仕事も見つかりました。

(滞納のお客様/大阪府茨木市  50代 男性 S様 )

長く務めていた会社を、不景気の影響で退職しました。そしてハローワークに通い、契約社員の職を見つけて再就職し、数ヶ月が経った頃、会社から呼び出しがあったのです。
仕事も順調に増えていたので「これはやっと正社員になれるということか?」と淡い期待を抱き、会社へ…しかし、再び退職を勧められました。本当にがっかりしましたが、それでも失業手当があるうちに、ハローワークへ行けば、また仕事が見つかるだろうと思っていました。
甘かったですね。現実は厳しい。年齢のこともあり、次の仕事は全く見つかりませんでした。何とか失業保険で住宅ローンを払い、生活をしていましたが、遂に失業保険がもらえなくなり、貯金を切り崩す毎日が訪れました。
しかしちょうどその頃金融円滑化法が制定され、すがる思いで、銀行へ相談に行きました。すると、銀行は元本の返済を猶予し、金利の支払いだけで許してくれるとのことでした。
ただし、住宅金融公庫(住宅金融支援機構)への支払いについては、以前に支払い期間の延長をして支払額の減額をしていたため、それ以上の減額は認められませんでした。
私が借りていたのは、住宅金融公庫と銀行の住宅ローン。合計で約11万円の返済が、約8〜9万円に減額される程度でした。仕事が見つかっていたら、何とかなったかもしれませんが、無職の状態でどうしてそんなに払えるでしょうか。どうして良いか分からず、任意売却まるっと解決なびさんに相談しました。任売まるっとさんに「貯金はおいくらありますか?減額になった住宅ローンは、いつまで支払いを続けることができますか?」と聞かれました。その時の貯金は30万円ほどしかなかったので、それを全てローンの支払いにあてたところで、3ヶ月しかもたないと、正直にお話しました。
すると、任売まるっとさんは「愛着のある家を手放すのは大変つらいことですね。でもそれ以上に、Sさんとお母様の生活のほうが大切でしょう。住宅ローンの支払いを止めて、今手元にある大切な貯金をどうか生活費にしてください」と言われました。
冷静に事態を把握しながらも、私の悩みを本当に我がことのように受け止めておられる任売まるっとさんの言葉に、私もうなずきました。
それから住宅ローンの支払いを止めて、任意売却をしました。売却後に残った住宅ローンは、毎月1万円ほど支払っていますが、以前のように10万円を超える支払いに悩まされる必要はなくなり、精神的には段違いに楽になりました。
また、うれしいことに、契約社員ながら仕事が見つかりました。
任売まるっとさんは、耳障りの良い言葉だけではなく、時に厳しいこともはっきり言う方です。しかし、その奥には温かさがあり、仕事は実に的確で、心から信頼できました。大変感謝しています。任売まるっとさん、全て任せっきりで、お手数をおかけしました。ありがとうございました。新しい仕事を元気にがんばっています。